2015年9月17日木曜日

北原久・進 漆芸展 * 尾高椿庵 * 10月7日(水) 〜 11月7日(土)




秋雨の到来とともに夏の暑さも落ち着き、
近くの道の駅に並ぶ たくさんの松茸に
食欲の秋を実感する今日この頃です。。。

先日、木祖村に出かけた際に立ち寄った
縁結び神社では、思い思いの実りの秋を望む
ご参拝の方々とすれ違いました。

木祖村の縁結神社は
日本で唯一「縁結」の名を持つ神社で
恋愛だけでなく、人と人との繋がり全般に
ご利益があるという、知る人ぞ知る
木祖村のパワースポットなのだそうです。

ふと気づけば、父である北原久が
漆の仕事を始めてから60年が、
そして進が木漆工芸の道に入って
30年という年月が経っていました。

その間、さまざまな方と出会い、
そのご縁に導かれるようにして、
今日まで歩いてくることができたように思います。

これまでのご縁に感謝しつつ、
また新たなご縁に思いを馳せながら
次の30年に向かって
歩みを進めてゆきたいと思っています。

先日、秋の展覧会シーズンにむけて
更新いたしました。

まずは107()から
三重の尾高椿庵にて
北原久・進 漆芸展
開催いたします。

会期は117()まで。

お近くにお越しの際には
ぜひお立ち寄りください。


"  北原久・進  漆芸展   尾高 椿庵 
2015107()117()
三重県三重郡菰野町杉谷2295-4 → map  "

2015年8月2日日曜日

心のふるさと。。。 〜 北原進 栓拭漆飾棚 〜


北原進 栓拭漆飾棚 油注花入


子供の頃、夏休みは毎朝
こども会のラジオ体操が1日の始まりでした。

朝顔にお水をあげて、
朝だけのひんやりとした空気のなかを歩く
広場へと続く川沿いの小道。
セミの鳴き声。

夏になると、いつになく
ふるさとが恋しくなります。




わたしの実家では、お盆には毎年
迎え火を焚いてご先祖様をお迎えし、
集まった家族や親戚とともに過ごすのが習わしです。

精霊棚を整えて、お墓参りから帰って迎え火を焚くと、
なんだか一気に賑やかになったような気がして
不思議な安心感に包まれます。




時とともに周囲の景色は移り変わっても、
心のアルバムをそっとめくってみると
決して変わらない心の原風景がそこにはあります。

場所とかイベントとかではなく
一緒に過ごした人たちからもらった
ぬくもりのなかにこそ
心の原点はあるのかもしれませんね。




2015年6月10日水曜日

入梅の候。。。




梅雨の晴れ間の青空に
心も晴れ晴れとする今日この頃です。

今年の漆器祭も、お蔭様で
無事盛況のうちに終了いたしました。

遠路はるばる足をお運び下さいました
皆様方には、心より御礼申し上げます。

朝夕の冷え込みが残る季節ではありますが
それにしましても今年は特に寒く
6月とはいえ、漆器祭の会期中は
ストーブで暖をとりつつ過ごしました。

もう少し季節が進んで暖かくなったら
蛍も元気に顔を出してくれそうです。

北原漆工房はこれから
秋の展覧会シーズンに向けて
信州籠りで制作にいそしむ夏を迎えます。


2015年5月17日日曜日

2015 木曽漆器祭 * 北原漆工房 北原久 北原進 木漆芸展 *





立夏を過ぎ、一雨ごとに鮮やかさを増す山の緑に
生き生きとした命の息吹を感じる季節となりました。

うちで猫たちと遊んでいると、ホーホケキョという
うぐいすの愛らしいさえずりが聞こえてきて、
なんとものどかで、平和な気持ちに包まれます。




さて、恒例の " 木曽漆器祭 " の時期が
今年も近づいてまいりました。

65()から7()にかけての3日間、
木曽平沢の街は、たくさんの笑顔と活気で溢れます。




北原漆工房も例年どおり、
街通りの親戚の家をお借りして
北原漆工房 北原久 北原進 木漆芸展
を開催いたします。




過ごしやすいお天気となりますよう祈りつつ、
今年も木曽漆器祭にてお会いできることを
楽しみにお待ち申し上げております。

北原漆工房 北原久 北原進 木漆芸展
2015年6月5日(金) → 6月7日(日)

場所:街どおりの歯医者さんの向かって左隣 → map





2015年5月5日火曜日

六本木 国立新美術館 * 第89回 国展 * 4月29日(水)〜5月11日(月) *




「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉がしげり」

立春から数えて八十八日目の5月2日は“八十八夜と呼ばれ、
日本のお茶どころでは茶摘みが最盛期を迎えます。

この日に摘まれた新茶を飲むとその年は
無病息災で過ごせるという縁起物でもあります。

新芽を手で摘むというこの時期の新茶は
なんとも柔らかくまろやかで、
まるで自然からの春の贈り物のように感じられます。

さて、429(祝・水)から511()にかけて、
今年も六本木の国立新美術館にて
" 国展 " が開催されています。

北原進の出展作品 " 朱花形組鉢 "
工芸部会場に展示されています。

同期間中、国立新美術館では"ルーブル美術館展"
"マグリット展"も開催されており、
充実した時間を過ごすことができます。

また55(祝・火)から、鎌倉の吉野邸では
北原進の作品、約40点が展示されています。

こちらの会期は10()まで。

55~7日は北原進が吉野邸におりますので
 お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


吉野邸 鎌倉市小町2-18-9 map


2015年4月4日土曜日

北原久 漆芸展 * ギャラリー十三夜 大阪 * 4月17日(金)〜26日(日) *



冷たく透明な空気の中で
凛とした輝きを放っていた月が
なんとも柔らかな光をまとう季節となりました。

本日、松本城では開花宣言が出されました。

残雪のアルプスを背に咲き誇る桜の清らかさに
いつもよりだいぶ早くやってきた春を感じて
なんだかご褒美をもらったみたいに嬉しくなります。

今年、北原久は 漆芸 60周年 を迎えることができました。

2015年はその記念すべき年と位置づけて
全国各地にて記念展を開催させていただく
運びとなりました。

東京での記念展に続きまして、
このたびは 大阪 “ ギャラリー十三夜 ” にて
北原久 漆芸展を開催させていただきます。

 会期は417()から26()までの
10日間となります。

ぜひ皆様のご高覧をいただけましたなら幸いです。

万物が若返り、清々しく明るく美しいこの季節に
皆様とお会いできますことを心より楽しみにしております。






"  ギャラリー  十三夜   tel : 06 – 6375 – 3766
 2015年4月17()〜4月26() 11:0018:00  
531-0072  大阪市北区豊崎  5 – 1 – 15      map  "



2015年3月12日木曜日

春を摘みに、光の中へ。




柔らかな日差しに誘われて、
思わず日向を選んで歩きたくなります。

寒い日が戻ってくることがあっても、
見上げた空の青さは、日に日に鮮やかさを増し、
耳を澄ませば、どこからともなく
雪解けの音が聴こえてきます。

春はすぐそこ。

今から1200年ほど前に
“ 君がため 春の野に出でて 若菜摘む
   我が衣手に 雪は降りつつ “
と詠んだのは、若き日の光孝天皇。

昔から日本では、新春に食べる若菜は邪を払い、
病気を退けて長生きできると考えられていて、
1月7日に七草粥をいただく習慣も
そこからきているそうです。

大切な人の健康と長寿を願って、
まだ寒さの残る、雪舞う春の野に出て若菜を摘む
その優しさに想いをはせながら、
食卓で一足早く春を彩る
山野草を摘みに出かけてみませんか?

さて、先日の 京王百貨店 新宿店での
北原久 60周年記念となります展覧会も
おかげさまで無事盛況のうちに終了いたしました。

わざわざ足をお運びくださいました皆様には
心より感謝申し上げます。

次回の北原漆工房展覧会は、4月の大阪にて
北原久 漆芸展を開催いたします。

詳細は後日あらためてお知らせいたしますので、
ぜひ楽しみにお待ちいただければ幸いです。


2015年2月15日日曜日

2015 東京 〜 北原久 60周年記念 漆芸展 〜



京王百貨店 新宿店 京王ギャラリーにて開催中の
父、北原久の個展も、今日で中日を迎えました。

16歳で漆に魅せられて以来、
裸一貫で漆職人として丁稚に入り、20代半ばで独立。

職人として堅実に仕事を積み重ねる中で
京都 金閣寺の昭和大修復の主任という大きな仕事も経験しました。

そして、蒔絵や彫漆、堆朱、蒟醤といった技法を独学で習得し、
それらの技術を組み合わせた独自の技法を駆使して
今なお現役で、精力的に制作に打ち込んでいます。

これもひとえに、これまで支えてくださった皆様のお陰と、
深く感謝しております。

今回の個展では" 北原久 漆芸 60周年記念 " の図録を
会場にて お渡ししております。

お近くにお越しの際には、
ぜひ新宿 京王百貨店 京王ギャラリーにお立ち寄りくださいませ。


"  北原久  漆芸展 2015212()218()
京王百貨店 新宿店 6階 京王ギャラリー
10:00 - 20:00 *最終日は 16:00 閉場 )  "