木漆工芸 北原進
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2012年5月31日木曜日
はじまりました 〜 木曽漆器祭 〜
本日より木曽平沢にて
漆器祭
が開催されています。
北原漆工房も町通りの親戚の家を借りて、ささやかな作品展をしております。
日々の器から茶道具に厨子と、さまざまな作品を展示しております。ぜひ御高覧ください。
2012年6月1日(金)〜3日(日)
北
原漆工房 木漆芸展
場所:木曽平沢、町通りの歯医者さんの向かって左隣
2012年5月18日金曜日
信州の春
しごと場の出入り口です。
もともとは父が手作りしたもので、後に進が手直しをしながら現在にいたっています。
うちの工房は進が生まれた年に父が建てたもので、進と同じ
45
歳です。
木曽は信州のなかでも春がやってくるのがおそい地域で、5月半ばくらいまで桜が咲いています。
その季節になると、こんなふうに工房の中にも花びらが入ってきたりします。
一雨ごとに山の緑もみるみる濃くなっていきます。冬が長くて厳しい分、春の悦びもひとしおです。
2012年5月10日木曜日
木地のしごと 〜ろくろ〜
木工の仕事と漆の仕事は分業でおこなわれるのが通常で
すが、
進
は挽物(ろくろ)、指物、刳物といった木地
(木工)の仕事から漆の仕上げまでの全ての工程を一貫し
て自分の手で行い、自らデザインした作品をかたちにして
いきます。
効率がものを言う大量生産、大量消費のこの時代にあって、その仕事のスタイルはとても効率が良いとは言えず、時代に逆行しているかのように思えるかもしれません。
でもそんな時代だからこそ、大切な人たちと過ごすなにげない日々の暮らしを、暖かく、やさしく彩り、安らぎを感じていただけるものを、コツコツとした手仕事で作っていきたいと思っています。
今回は木地(木工)仕事のなかから、ろくろの仕事をご紹介したいと思います。
まずはろくろ(木工旋盤)の作業風景です(画像1枚目)。
粗取りしたお椀(ここではうどん鉢)をこのようにセットして慎重に削っていきます(画像2枚目)。そして
ろくろの制作行程にそって、(画像3枚目、左より)粗挽き前→粗挽き→仕上がったお椀(こちらは合鹿椀)です。
さらに漆を塗って仕上げたお椀(うどん鉢)です(画像4枚目)。
2012年5月3日木曜日
木曽漆器祭
今年も6月1日(金)、2日(土)、3日(日)と、木曽平沢にて
木曽漆器祭
が開催されます。
北原漆工房も
北原久
、
北原進
のふたり展を開催いたします。
毎年ご来場くださる方々にお目にかかれることを心待ちにしております。
また初めてご来場くださるかたにも “ぬりもの” の素晴らしさを知っていただけるよう努めてまいりたいと思っています。
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