2013年3月9日土曜日

作品展のお知らせ * 漆ギャラリー 舎林 @大阪 阿倍野 *





3月13日(水)から3月19日(火)まで、大阪市阿倍野区の " 漆ギャラリー 舎林 " にて " 北原 久・進  漆芸展 " を開催いたします。

舎林さんではこれまで何度か個展を開催していますが、今回は父と進との二人展です。

今回の作品展では茶道具や日々の暮らしの器に花器、そして整理小箪笥、丸テーブルといった小家具や厨子など、さまざまな作品を展示いたします。

御高覧いただければ幸いです。









2013年3月4日月曜日

ほっと一息

うちの工房から見た奈良井川沿いの平沢の景色


新しい年が開けてはや2ヶ月がたちました。北原漆工房ではいつもどおり父と進でコツコツと制作に取り組んでいます。
九州から東京へと場を移した作品展のほうもおかげさまで無事盛会のうちに終了し、急がしくも充実した日々をおくっています。

今年は雪がほんとうに多くて雪かきがたいへんです。
うちの工房は木曽平沢を流れる奈良井川沿いにあります。
そこから見える景色には雪がまだたくさんあって冬の面影を多く残してはいますが、少しずつ確実に春が近づいてきています。


枯れた大地から顔を出すみずみずしい福寿草


今年の冬は特に寒くて氷点下10℃を下回る日が何日もありましたが、枯れた大地のなかでも命はしっかりと育っていて、雪解けの隙間から福寿草が可愛い顔をのぞけていました。
新しい命の誕生です。

それにしても感心するのは秋からずっと川沿いに立っているススキです。
どんなに雪が積もっても、風が吹いても、あんなにもヒョロヒョロとした細長〜い身体でしなやかにスックと立っています。
地上に出ている部分は枯れているようでも、凍てつく大地の中で根っこの部分は強い生命力に満ちている・・・。
枯れススキに命を感じて感動することも、近くにある自然からの恩恵でしょうか。


厳しい寒さの中でもしっかりと立っているススキ


さて、昨日3月3日はうちの猫 "うるみん" の1歳の誕生日でした。
とにかく誰かにいつもくっついていて、PCに向かっている時も膝の上で寝ているか、こんな感じです。

初対面のときには生後5ヶ月にもかかわらず体重が900gしかなくて、毛もハゲハゲでとてもかわいそうでどうなることかと思いましたが、1ヶ月もするとツヤツヤでフサフサの寄り添い系のアビシニアンに成長しました。

寝る時も当たり前のように布団に入ってきては腕に頭を乗せてくるので、毎日腕枕で添い寝です。(笑)


いつもくっついている"うるみん"


ほっと一息ついたら、今月は3月13日(水)から大阪は阿倍野の " 漆ギャラリー 舎林 " にて作品展です。

もう少し日にちが近づいてきましたらDM情報など掲載いたしますのでどうぞお楽しみに。